【テニス】ジョコビッチ、マスターズ完全制覇なるか…決勝でフェデラーと対戦
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
錦織圭が欠場したことにより空いた枠、そこへ入ったのがドルゴポロフだった。1回戦免除で2回戦から登場すると、トマーシュ・ベルディハなどシード選手を次々に破り快進撃を続けてきた。
準決勝でも先にセットを奪ったのはドルゴポロフ。ジョコビッチは第1セットダウンとし、さらに第2セットの途中で腹部の異常を訴え痛み止めを使う場面もあった。
全体的に流れはドルゴポロフかに思われた。だがジョコビッチはここから王者の意地を見せる。第2セットはタイブレークで4-5と苦しめられたがはね返し、第3セットも連取して逆転した。
グランドスラムに次ぐ格の大会とされるマスターズ1000。ジョコビッチは唯一W&Sオープンだけ優勝がなく、過去4度の決勝進出はいずれも準優勝に終わっている。
マスターズ完全制覇(キャリア・ゴールデンマスターズ)王手をかけたジョコビッチに、「ジョコビッチは、途中体調(腹筋?)の不調を訴えていたのによく盛り返した。凄い体力と精神力だ」「メンタル強いっていうのは劣勢なゲームをもひっくり返すことができるんだな」「ジョコビッチ明日勝てば史上初のゴールデンマスターだよ」「肘の調子が良くないのか本来の調子じゃないな。こんなジョコビッチを見るのは初めてだ」「正直今大会いつ負けてもおかしくない状態なのに何だかんだ決勝までくるから凄い」など、万全でない中でも勝ち上がってくる勝負強さに驚きの声が挙がっている。
決勝の相手は大会連覇と史上最多7度目の優勝を目指す、ロジャー・フェデラーに決まった。
《岩藤健》
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