【ブエルタ・ア・エスパーニャ15】新城はゴールスプリントの感覚が戻らず55位に
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
コース中盤に一級山岳が設定されていたもののゴールまでの距離も長いことから、ゴールススプリントになることを予想したヨーロッパカーはスタートから飛び出した7選手の逃げグループに無理に選手を送り込むことはしなかった。
7選手が先行するうちに後続集団から遅れる選手はいるものの、一定のペースで1級山岳に入っていく。しかし頂上手前からスプリンターを擁するチームが一気にペースを始め、大集団は一列棒状に。ハイペースで細かなアップダウンを繰り返しながら逃げていた選手に迫り、ゴールまで残り15kmで逃げていた選手を全員吸収。スプリントをねらうチームの位置取りが始まった。
ヨーロッパカーは新城とロマン・シカールがメイン集団の前方に残ったが、他チームの隊列に阻まれていいポジションを取れず、新城はタイム差なしの52位でゴールした。
「1級山岳頂上付近からかなりのハイペースだった。自分がゴールスプリントを任されたが調子も100%ではなく、いい位置が確保できず。スプリントの感覚が戻っていなかったため、躊躇してしまったことを後悔している」と新城。
「しかし、この先のステージ上り基調のゴールも多いのでチャンスもめぐってくると思う」
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