ノバク・ジョコビッチ、ユニセフ国際親善大使に就任
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これまでもジョコビッチ氏は、セルビアのユニセフ国内親善大使として、また自身の「ノバク・ジョコビッチ財団」を通じて、厳しい状況にある子どもたちやコミュニティの問題に取り組んできた。ジョコビッチ大使とユニセフの協力は、2011年に同氏がセルビアのユニセフ国内親善大使に就任したときに始まっている。
ジョコビッチ氏は、セルビアのユニセフ国内親善大使として同国内の幼稚園を訪問し、幼い子どもの教育に投資することの重要性を訴えてきた。また、ジョコビッチ氏とノバク・ジョコビッチ財団の支援で、セルビアの最も厳しい状況の子どもたちのための就学前教育プログラムが作られている。ノバク・ジョコビッチ財団は、ユニセフがセルビアで行っている家庭支援プログラムも支援。このプログラムは、現在は同国の子どもの保護プログラムに組み込まれている。
社会から取り残された子どもたちの生活を改善すること、特に子どもたちに最善の人生のスタートを提供する幼児期のケアや、教育の重要性に焦点を当てて支援を続けてきたジョコビッチ氏の献身的な関わりを高く評価し、ユニセフは国際親善大使への就任を依頼した。
ジョコビッチ氏は、「幼少期は、とても重要な時期です。人生の最初の数年間に十分なケアを受けてしっかりと育てられた子どもは、健康に成長し、病気も少なく、思考、言語、感性、社会的能力を伸ばし、社会に貢献する市民になれる可能性が高くなります」とコメントし、ユニセフと共に子どもたちが自分自身のため、家族のため、コミュニティのためにより明るい未来を築いていけるよう支援すると話した。
同日にジョコビッチ大使は、世界銀行とノバク・ジョコビッチ財団との間の、就学前教育の推進のためのパートナーシップに関する覚書への署名も行っている。
《美坂柚木》
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