【ブエルタ・ア・エスパーニャ15】新城はスタート直前にマシン交換…無事にゴールし前半戦を終える
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
レースの舞台はアンダルシア州からバレンシアに北上。地中海沿いの街を進む146.6kmと短い距離の中に3級山岳と2級山岳が含まれた。新城は前日の落車でマシンのシートステーにひびが入っていたようで、メカニックでも気が付かないわずかな違いを感じ取ってトラブルを未然に回避した。
前半から集団が大きく分断するなどハイスピードで目まぐるしく変わるレース展開の中、決定的な逃げが決まらない状況で進んでいく。ヨーロッパカーでは終盤の2級山岳で山岳エースを必ず前に送り込めという指示が出ていたため、新城はその指示通りにロマン・シカールを引き連れて前方で位置取りをした。
その働きに応えるように2級山岳をきっかけにシカールがアタック。追走する2選手と3人でゴールを目指した。しかし、スプリントに持ち込みたいチームはその3名を逃がすことなく、残り3km手前で3人は集団に飲み込まれ、ゴールスプリントへ。新城は10分50秒遅れの159位でゴールした。
「今日もずっとハイペースなレースだった。でも最後の山岳に入るまでロマンを守れてよかったし、ロマンの逃げも本当に惜しかった」と新城。
「体調が万全ではないので決して無理して追い込むことはしていない。細かな落車はあったものの、序盤の10ステージまで無事に走れてよかった。明日の休養日はしっかり休んでリセットして後半に備えたい」
第10ステージ終了後はバレンシアからフランスとスペインにはさまれたアンドラ公国まで北上する450kmの車移動があり、選手は車内で夕食をとり、ホテルに到着したのは23時過ぎ。ブエルタならではの過酷なスケジュールに苦戦しているが、休養日でしっかり回復し、後半に向けて流れをつかむことが課題となる。
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