東京2020エンブレム、佐野研二郎氏原案を取り下げ「危機感を感じた」
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
武藤事務総長は、「この佐野氏原作のエンブレムは模倣じゃないと確信していたが、(先週末の)土曜日と日曜日に新たな局面を迎えた。ここで危機感を感じた」という。28日には審査委員代表でグラフィックデザイナーの永井一正氏が「(佐野氏の原案がベルギーの劇場ロゴと)発想や造形が違う」と主張したが、この原案についてもドイツのタイポグラファーによるデザインと「酷似している」という声があがった。
先週末のこうした動きを受け、大会組織委員会は佐野氏から話を聞くことにし、「模倣であるから取り下げるのではなく、いまや一般国民から受け入れられないということで取り下げたいと佐野さんから申し出があった」(武藤事務総長)ということで、佐野氏のデザインを取り下げ、「できるだけ早く新しいエンブレムをつくっていきたい」と武藤事務総長は語った。
また、記者から佐野氏に支払われる予定のギャラについて聞かれると、武藤事務総長は「100万円の支払いを手続き中だった。これは支払わないようにする」と答えていた。
《大野雅人》
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