【MotoGP 第12戦】ヤマハ ロッシ、今季4勝目でランキングトップに返り咲き
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
決勝スタート直前に雨が降り出したシルバーストーン。すでにドライ・レースが宣言されていたため、ウエット・タイヤに交換してピットレーンからスタートするか、あるいはスリックのままグリッドからスタートするか、難しい判断が迫られた。
ウォームアップ・ラップを終えたライダーたちは全員がピットに戻りマシンを交換。その結果を受けてスタート時間を遅らせることとなり、周回数も20ラップに短縮された。
25分後、ロッシが4番手グリッドから絶好のスタート。3位に上がってマルク・マルケス(ホンダ)を追い、2ラップ目に入るところでこれをパスして2位に浮上した。次にチームメイトのホルヘ・ロレンソを照準にとらえてペースアップしトップに躍り出る。その後はマルケスの追撃を受けるが、プレッシャーをはねのけて常にハイペースをキープ。ベテランらしいレース巧者ぶりでレースをコントロール。ロッシを追うマルケスは13周目、転倒しリタイアとなった。
その後は、ダニノ・ペトルッチ、アンドレア・ドビツィオーゾのドゥカティ勢が追撃するも、ロッシは1.5秒のアドバンテージをキープするべく、その後も懸命にプッシュ。残り2ラップまでにさらに1.5秒リードを拡大し、3.010秒のアドバンテージをもって真っ先にチェッカーを受けた。
今季4勝目を飾ったロッシはチームメイトのロレンソに12ポイント差をつけ、ランキングトップに返り咲いた。
■MotoGP 第12戦
1位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
2位:ダニノ・ペトルッチ(ドゥカティ)
3位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)
4位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
5位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)
6位:スコット・レディング(ホンダ)
■ポイントスタンディング
1位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)236P
2位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)224P
3位:マルク・マルケス(ホンダ)159P
4位:アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)150P
5位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)120P
5位:ブラッドリー・スミス(ヤマハ)115P
《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》
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