【欧州サッカー】ダビド・デ・ヘアの移籍失敗は泥仕合…ユナイテッドとレアルが批判の応酬 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【欧州サッカー】ダビド・デ・ヘアの移籍失敗は泥仕合…ユナイテッドとレアルが批判の応酬

スポーツ 短信
ダビド・デ・ヘア 参考画像(2015年6月11日)
ダビド・デ・ヘア 参考画像(2015年6月11日) 全 2 枚 拡大写真
マンチェスター・ユナイテッドからGKダビド・デ・ヘアを獲得するため、レアル・マドリードは多額の移籍金と、代わりになるGKの譲渡という条件を呑んだ。だが移籍は書類が期日内に届かないという、まさかの不手際で不成立となった。

この件についてレアルはユナイテッドの落ち度を叱責している。公式サイトで発表された声明は、ユナイテッドが最終日まで交渉に応じなかったと強い調子で非難している。レアルはこの種の手続きが、残り少ない時間で完了するとは思えなかったが、交渉を開始することを受諾したという。

声明によればデ・ヘアとのトレードでユナイテッドに移籍するはずだったケイラー・ナバスと、ユナイテッドが合意したのは23時53分のことだった。それから選手に必要な書類が送られた。

今夏を賑わせ続けた移籍劇は関係者すべてを落胆させる結果に終わった。デ・ヘアは望みのクラブでプレーできず、最低でも来年1月までユナイテッドに残る。だがルイス・ファン・ハール監督はデ・ヘアをレギュラーから外しており、次に移籍市場が開かれるまでモチベーションを維持できるか分からない。

レアルは、ポルトへ放出したイケル・カシージャスの代わりを務めるスペイン人GKの獲得に失敗した。ナバスは新天地での新たな挑戦の機会を絶たれた。

対するユナイテッドも言われっぱなしではない。こちらも声明を発表し、「そもそもレアルから最初のオファーが届いたのは8月31日の昼だった」と主張した。その後もユナイテッドはつつがなく手続きを進めたが、レアルに不備が度重なったと主張。互いに譲らず責任のなすり付けになっている。

《岩藤健》

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