【全米オープン15】土居美咲、ベンチッチに敗れ2回戦敗退…マッチポイント生かせず | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全米オープン15】土居美咲、ベンチッチに敗れ2回戦敗退…マッチポイント生かせず

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土居美咲(2015年9月2日)
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全米オープンテニスは9月2日、女子シングルス2回戦が行われ、土居美咲は第12シードのベリンダ・ベンチッチと対戦した。土居は第1セットを先取したが7-5、6-7、3-6で逆転負けした。

第1セットを奪った土居は、さらに第2セットも優位に進めた。常に先手を取って攻める。世界ランク12位のベンチッチと互角以上に打ち合った。

ベンチッチは際どいショットがライン際で多くアウトと判定され、いら立ちを募らせていく。試合中に何度もラケットをコートに叩き付け、主審と口論する場面もあった。なぜ自分に不利なコールばかりされるのか。そんな思いからゲーム間には涙ぐんだ。

土居は第2セット第12ゲームで40-0とし、マッチポイントを3本握る。勝利は目前だった。だが、ここからベンチッチが意地を見せ、5ポイント連取で勝負はタイブレークにもつれ込んだ。タイブレークではベンチッチが強さを見せ、序盤からリードを奪うと一気にセットを奪い返す。

第3セットに入っても流れはベンチッチだった。マッチポイント3本握りながら決められなかった土居に対し、敗退寸前から息を吹き返したベンチッチには勢いがあった。

土居は試合後に「マッチポイントの場面で焦り、落としたことを引きずってしまった。上位選手にはチャンスを物にしないと勝てない」と話し、決めきれなかったことを悔やんだ。

あと一歩のところまでベンチッチを追い詰めた土居に、「相手は精神的に追い込まれて試合中にも関わらず泣き出したほどなのに。あれは完全に土居が勝つべき試合だった」「相手はボロボロで途中から泣き出したのに、あれで負けるのか」「土居美咲惜しかったね。でもこれからどんどんランキングを上げていきそう」「上位に進むにはここで勝ち切れないと」「悔しいけど、激アツで観てて楽しい試合だった。すごい! これはファンになっちゃうよ」などの声が寄せられている。

次世代のスター候補と期待され、8月にはロジャーズ・カップ(WTAプレミア5)も制したベンチッチだが、試合後に主審との握手を拒否するなど若さが良くないほうへ出てしまった。

《岩藤健》

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