【侍ジャパン】日本またもアメリカに屈する、決勝で敗れ準優勝…U-18ワールドカップ
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
日本は予選でアメリカを完封した佐藤世那(仙台育英)が先発マウンドを踏む。佐藤は雨の中で制球が安定せず苦しい投球を続けたが、悪いなりに立ち上がりを無失点で抑えた。
だが三回に自らの悪送球で1点を失うと、マイケル・アムダイティスの打球はふらふらと上がり、ライト前にぽとりと落ちるヒット。完全に打ち取った打球ではあったが、これが適時打となり2失点。
三回までノーヒットに抑えられていた日本は、四回に勝俣翔貴(東海大菅生)の二塁打がチーム初ヒット。だが4番・清宮光太郎(早稲田実業)が三振で倒れ得点にはつながらなかった。
五回からは佐藤に代わり上野翔太郎(中京大中京)がマウンドに上がる。上野はアメリカ打線を1安打に抑える完璧なリリーフで味方打線を鼓舞した。
日本は五回にオコエ瑠偉(関東一)がヒットで出塁するも、相手投手の牽制球でアウトになる。日本国内の大会ならボークを取られても不思議でないプレーだったが、国際試合の難しさが大舞台で出た。
日本は六回に4本のヒットを重ねたが、先にリードを奪われた焦りからかちぐはぐな攻撃が目立ち1点止まり、同点に追いつくことはできなかった。
このまま終了し日本は2大会連続、決勝でアメリカに敗れた。アメリカは大会3連覇を達成している。
この結果に「中京大中京の上野投手をずっーと応援してきました。ナイスピッチング」「本当に、釘付けでした。いい試合でした。最高の試合でした」「2020年東京オリンピックで野球競技が復活した暁には、またこのメンバーの皆さんの中から代表選手として活躍する方々が出てくることを願っております」「素晴らしいゲームでした。負けはしたけどアメリカとの差はまったくない」など、健闘を称える声が多く寄せられている。
日本一を争った選手たちが、今度はチームメイトとして世界一を目指し、同じユニフォームで戦った大会。惜しくも優勝は逃したが最後まで目の離せない試合を見せてくれた。
《岩藤健》
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