【自転車ロード】NIPPOビーニファンティーニ、ツール・ド・北海道のメンバー発表…山本元喜が出場
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選手たちは7日に北海道に到着し、実際のコースを確認しながら事前トレーニング。29回目の開催となるツール・ド・北海道は、チームのメインスポンサーであるNIPPOが第1回大会からスポンサーを務める伝統ある大会で、チームにとって非常に重要なレースのひとつだ。
コッリは5月のジロ・デ・イタリアで、ゴール前に観客のカメラと接触して落車するアクシデントに見舞われた。上腕骨を骨折する大ケガを負ったが、厳しいリハビリやトレーニングを乗り越えて、8月にレース復帰している。
「2008年のツアー・オブ・ジャパンでは、チームメートが総合優勝したが、再び日本のレースで走れることをうれしく思っています。北海道に来るのは初めてだが、景観に恵まれトレーニング環境や食事も美味しく大変気に入っている」とコッリ。
「5月のジロ・デ・イタリアで負傷して数カ月自転車に乗れない状態だったが、7月に復帰し、調子も戻ってきていて、感触も悪くない。今回はメンバー構成もいいので、チームをまとめながら全員で勝利を狙っていきたい」
他の4選手については、主催者の意向に沿い、エリートカテゴリー1年目と2年目の若手メンバーを起用。2015年からプロ選手となったジャコーモ・ベルラートは、ジロ・デ・イタリアなどトップカテゴリーのレースで逃げに乗ったり、得意な登坂区間でダミアーノ・クネゴのアシストをしたりと、非常にいいシーズンを過ごしてきた。
またイタリアを代表する若手選手であるイウリィ・フィロージは、シーズン中盤になって調子を上げ、先日はイタリア代表としてリオ五輪のプレ大会に出場した。オールラウンダーであるリカルド・スタッキオッティはチームからの信頼も厚く、23歳の若手選手ながらジロ・デ・イタリアを完走している。
唯一の日本人選手となる山本は、鹿屋体育大在学中にツール・ド・北海道でプロ選手を差し置いてステージ優勝を挙げており、相性のいい母国レースで活躍の期待がかかる。
「今大会唯一のプロコンチネンタルチームということで、他チームからのマークが今まで以上に厳しくなると思うが、あまり気にすることなく自分たちのレースをしたい」と山本。
《編集部》
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