ジョコビッチ、全米オープン制覇…4年ぶり2度目
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
雨の影響で3時間以上遅れて始まった試合は、序盤フェデラーの動きに硬さが見られ、なかなかペースが上がらない。対するジョコビッチも足を滑らせ転倒する場面があり、互いに苦労する中での立ち上がりだった。
第2セットは立ち上がりでフェデラーが「SABR(sneak attack by Roger)」を見せる。相手のセカンドサービスに合わせ、サービスラインまで出てリターンし、そのままネットプレーにつなげる。攻撃的な奇襲戦法で出鼻をくじくと、一進一退の展開を制しセットを奪い返した。
その後もジョコビッチはフェデラーの攻撃力に苦しめられた。ブレークチャンスの数ではジョコビッチ13に対し、フェデラーが23と大きく上回る。それでもジョコビッチは鉄壁のディフェンス力で何度もピンチをはね返した。
会場の雰囲気がフェデラーを後押しする中、最後まで心を乱さず優勝したジョコビッチに、「ジョコビッチ鉄壁すぎる。あれ崩すにはやっぱりワウリンカ並のパワーがいるんだろな」「今年のGSは優勝、準優勝、優勝、優勝という凄まじい強さ…」「もう年齢が年齢やからジョコビッチに勝つには3-0以外ないのが辛いところ。でも、フェデラーならやれる」「やはりストレートで破る他にジョコビッチを倒す方法は無かったか」「ジョコビッチの全制覇を阻止したワウリンカが再び注目されそう。他に勝てそうな選手がいないわ」など、グランドスラム年間3勝の強さを称える声が多く寄せられた。
今回の勝利でふたりの通算対戦成績は、再び21勝21敗の五分に戻った。
《岩藤健》
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