高橋尚成、印象に残るバッターは松井秀喜「身震いした」
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
高橋は2000年~2009年で巨人のマウンドに立ち、2010年からは米国に拠点を移した。メッツ、エンゼルス、パイレーツ、カブスと渡り歩き、2014年にDeNAで日本球界へ復帰する。
印象に残るバッターを問われると、松井秀喜氏の名前を口にした。「尊敬している先輩。アメリカで対戦した時はワワクワクしましたし、身震いもしました」と対戦を振り返る。
第二の人生では指導者も考えているという。「今までぼくが経験したことを若い人たちに知ってもらいたいし、その辺を教えていけたらいいなと思います。次世代にまた高橋尚成みたいなハチャメチャなピッチャーがでるといいなと思うので、指導者になってみたい気持ちもあります」と未来を見つめる。
16年間を振り返り「よく体自体が頑張ってくれたなと思います」と自身の体を褒め、「心が折れそうになった時も、ファンの皆さんの声援があったから今まで立ち上がって前を向いて野球ができた」とマウンドで聴いた多くの声援があったからこそ歩んでこれたと感謝を表した。
一方でDeNAで勝ち星を挙げられなかった悔しさもみせた。しかし「やりきった」と話す高橋の顔は清々しいものだった。
《五味渕秀行》
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