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5人制サッカー日本代表に「スペシャルな選手はいない」

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5人制サッカー日本代表に「スペシャルな選手はいない」
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5人制サッカーの世界大会で、2014-2015年、日本大会を制覇した「柴田工務店」チーム。その後、世界大会にも出場した。キャプテンの熊谷和夫選手と、宮田真一監督に話を聞いた。

2015-2016年大会である、アットホーム F5WC FOOTBALL FIVES JAPAN CHAMPIONSHIP 2015-2016は、9月26日、千葉予選からスタートする。

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熊谷キャプテン

チームの成り立ちは、もともと静岡で同じチームでやっていたメンバーだったんですよ。社会人のフットサルチームを作っていて。そこにいたメンバーが仕事で辞めたりとか、チーム事情で辞めたりとかして、バラバラになったりしていまして。

なにかのきっかけで集まらないか、ということになりまして。たまたまこの2014-2015「F5WC」のまえに大会に出たのがきっかけです。

母体は、株式会社イカイという企業です。当時は「イカイフットサル」というチームでした。もともと仕事もあって、フットサルが出来てというチームでした。競技としてやっているチームで、仕事もやってそのあと練習して、土日は試合をしてという。だから、ある程度本気でやっているチームではありました。

このくらいフットサルに企業として力を入れているところはあまりないですかね。自分たちもフットサルで食べるというところまではいかないです。企業の事業としては、製造業の分野で派遣されて、そこで仕事に従事するという形で、従業員として働きます。

最大で18人くらいはそういう従業員兼選手のような者がいまして、リーマンショックでバラバラになりしまして。

チーム自体は残って、やっていたんですが、ほぼ辞めちゃって。僕と監督の宮田は「イカイフットサル」のほうからいたメンバーです。だから歴史を知っているというか、「柴田工務店」チーム結成の声掛けはしやすかったです。

監督の宮田は、普通に高校を出て、それまでサッカーをしていたという感じで。僕はフットサル部の社員として参加していました。サッカーではなくてフットサルをしていました。

「イカイフットサル」は、当時、夢を持って集まった人が多くて。県外の人が多かったんですね。静岡はフットサルが盛んでなかったのと、認知もなかったんですが。

2014-2015「F5WC」は、予選と本選と、世界大会のメンバーが7名、同じでないといけないというルールがあります。で、もう少しメンバーがいたのですが、予選と本選と世界大会全部いけるよ、というメンバーが、2014-2015「F5WC」のメンバーになったんです。

スケジュールが難しいということになってしまうと、試合をする上で困ってしまいますので。だから大会の日程に「行ける」っていうメンバーで。

ただ、もともと6人だったんですよ。そこで僕の弟がたまたま空いてて、加わったという感じで。

監督の宮田はもともと怪我もあって、僕らが大会に出ると必ず来てくれるんですよ。協力もしてもらえる、気持ちもあったので。プレーしないけれど来てくれる、まさに監督です。

「柴田工務店」7名の選手の中でスペシャルな選手はいないです。

個人としてはいないですが、チームレベルでは全国大会にかつて出場した、という人間はいます。それくらいで、スペシャルでは決してないですね。


***5人制サッカー日本代表インタビュー

9/21 その1
5人制サッカー日本代表「柴田工務店」、平均年齢32歳が大学生チームに競り勝ったワケ

9/22 その2
5人制サッカー日本代表に「スペシャルな選手はいない」

9/23 その3
5人制サッカー日本代表、平均32歳…「決勝は大学生チーム。満身創痍で臨んだ」

9/24 その4
気温45度、試合開始は3時間遅れ…5人制サッカー日本代表、過酷な世界大会を語る

《土屋篤司》

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