【LONDON STROLL】ディエゴ・コスタの蛮行見逃し審判、アーセナルサポーターがSNSで排除活動 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【LONDON STROLL】ディエゴ・コスタの蛮行見逃し審判、アーセナルサポーターがSNSで排除活動

スポーツ まとめ
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9月19日にCHELSEA対ARSENALのプレミア・リーグの試合が行われた。ARSENALは2人の退場者を出し、0-2で敗れたが、日頃おとなしいARSENALサポートの怒りが止まらない。

ARSENALサポーターは、このチェルシー戦の敗戦要因は、選手ではなくこの試合の審判を務めたMIKE DEAN主審の判定に問題がある、と不満をあらわにしている。

そしてついに、この試合で主審を務めたDEAN主審を、今後2度とアーセナル戦で審判をさせたない、というキャンペーンをソーシャルプラットホーム「change.org 」を通じ開始したのだ。その名も『PREVENT MIKE DEAN FROM REFREEING ANOTHER ARSENAL GAME (アーセナル戦でマイク・ディーン審判がレフリーを務めることを阻止しよう)』。

当初は、75,000人の賛同者を目標に募集を開始したが、数日で目標人数を上回る勢い。目標は大きく150,000人に修正され、 9月25日の時点で95,439人の賛同者を得ている。まだまだ、勢いは止まらない。 目標人数に達すれば、イングランド・サッカー協会にこの抗議文が提出されることになっているが、当初目標の75.000人を超えているので、抗議文が正式に提出される日も、そう遠くは無いだろう。

このキャンペーンの引き金となったのは、19日に起きたCHELSEAのDIEGO COSTAの荒いプレーが原因である。前半終了間際にCOSTAがARSENALのLAURENT KOSCIELNYの顔を2度たたいたプレーに対し、ARSENALの選手GABRIELが怒り、口論がスタート。両選手にイエローカードが与えられ、一度収束したかに思われたが、両者の口論はさらにヒートアップ。最終的にはGABRIELがCOSTAにバックヒールを仕掛けたことで、DEAN主審からレッドカードを提示され、退場処分となる。

しかし、まずDEAN主審ら審判は、発端となったCOSTAのKOSCIELNYへの蛮行を見逃し、その後の口論に対しのみ判定している。これが今後の運命の分かれ道となる、大きな問題となったのだ。

試合後に、この判定は物議を醸し、ARSENALのARSENE WENGER監督も「COSTAが退場になるべきだった。」と強く非難。また、退場者の出たARSENALは後半のほとんどを10人で戦うこととなり、その負担からARSENALのSANTI CAZORLAが後半途中で2枚目のイエローカードをもらい、重要なロンドン・ダービーマッチで2人の退場者を出すという、散々な結果となってしまった。

数日後、退場することなく試合を終えたCHELSEAのCOSTAには、イングランド・サッカー協会から3試合の出場停止が下された。また、3試合の出場停止が言い渡されていたARSENALのGABRIELは、ARSENALのチームをあげた異議申し立てが受理され、同選手への3試合の出場停止処分も取り下げとなったが、最終的に1試合の出場停止の処分が下った。

このキャンペーンは、先日のDEAN主審のジャッジに対するものだけではなく、2012年2月26日に行われたARSENAL対TOTTENHAMの試合の件にも触れている。ARSENALの宿敵TOTTENHAMの選手がゴールを決めた際に、この試合でも審判を務めていたDEAN主審がゴール直後に喜んでいたのでは、という疑惑の動画付きで「change.org 」のキャンペーンで紹介されている。熱いARSENALサポーターの、リサーチ能力には驚きである。

この反対キャンペーンにより、今後ARSENSL戦でDEAN主審がホイッスルを吹く姿を見ることはできなくなるのだろうか。

今後のイングランド・サッカー協会の対応にも注目だ。

《Takaharu Osako》

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