中日・谷繁元信が引退試合、始まりの場所ハマスタで宙を舞う
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
ベンチへ戻った谷繁にDeNAを代表して三浦大輔が花束を渡すと、涙ぐむ家族の姿に谷繁本人も涙を堪えられなかった。試合後はホームベース付近に両軍の選手が集まり、胴上げされた谷繁は5度宙を舞った。
大洋ホエールズ(現:DeNAベイスターズ)でプロ入りした谷繁にとって、横浜は始まりの場所。様々な思い出が詰まった場所での引退に、「本当に幸せです」とファンの大声援にも感謝した。
背番号と同じ27年間の現役生活を終えた谷繁に、「谷繁が浜スタを引退試合に選んだのはやっぱり横浜を忘れないで愛してくれていたのかなと感じました」「谷繁選手27年間の選手生活お疲れ様でした。横浜に戻ってきて下さることを信じています」「谷繁さんといえば、ベイスターズ時代の1998年の38年ぶりの優勝や日本一に貢献したのが今も忘れません」「横浜でプロを始めて、そこで終わるとはドラマチックですね。本当にお疲れ様でした。来年、期待しています」「監督としてまた黄金時代を作り上げてください!!お疲れさまでした!」など、両チームのファンから別れを惜しむ声が寄せられている。
最近は兼任監督として難しいシーズンを過ごしてきた谷繁。2016年は監督に専念してチームの立て直しを図る。
《岩藤健》
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