【F1 日本GP】ハミルトン優勝でセナに並ぶ通算41勝目
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予選2番手のハミルトンは、2コーナーの立ち上がりでポールスタートのニコ・ロズベルグ(メルセデス)をパス。その後は危なげない走りを見せ、トップでチェッカーを受けた。
2位はロズベルグ。ハミルトンとの競り合いで一度は4位まで順位を落とすも、その後挽回。メルセデス勢にとってはベルギーGP以来のワン・ツーフィニッシュとなった。3位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が入り、2009年から7年連続で鈴鹿での表彰台を獲得した。
ホンダにとっては凱旋レースとなる日本GPだったが、マシンの総合力が試される鈴鹿で2台は苦戦。予選ではフェルナンド・アロンソが14位。ジェンソン・バトンが16位に沈む。決勝ではスタートで2台揃って順位を上げるも、チャンピオン・ドライバーの2人をもってしてもなす術なく徐々に順位を落としてしまう。結局、アロンソが11位、バトンが16位でフィニッシュ。ポイント獲得はならなかった。
レース中にはアロンソが無線で「GP2のエンジンか!?」と、他車とのあまりのスピード差に激昂する場面も。
レース後アロンソは、「直線で他のドライバーに追い抜かれ、コーナーに差し掛かったときに他のドライバーがブレーキを踏むタイミングを間違えたり、ミスを犯したりするのを見ていながら、その後、自分がコーナーを完璧に走り抜けたとしても、直線でブロックするのが難しく、フラストレーションを感じます。
我々はプログラムを改善しなければなりません。(今年の)残りのレースも厳しい内容になるでしょうが、チームは来年に目を向けています。我々が一丸となって勝利を収めるときは必ず来ます。ただ、それを一刻も早く成し遂げる必要があります。今日のレースから何かを学び、継続的に改善することを願っています」とチームを通じコメントを出した。
3日間で16万5000人、決勝日は8万5000人が駆けつけた今年のF1日本GP。ファンはレース中、徐々に順位を落とす2台に対し懸命に声援を送り続けた。この屈辱をバネに来年は飛躍することができるか、ホンダとマクラーレンのゴールデン・コンビにとって、ここが正念場である。
【F1 日本GP】ハミルトン優勝でセナに並ぶ通算41勝目…アロンソは怒りあらわ[写真蔵]
《レスポンス編集部@レスポンス》
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