記録達成は六回の第3打席だった。ここまで2打席凡退していた秋山は、オリックス先発のブライアン・バリントンからファールで粘り、7球目を逆方向に叩きつける。三塁を守っていた小谷野栄一が捕球したが、ボールが手に着かず少し持ち直した分だけ送球のタイミングが遅れ内野安打となった。
さらに秋山は九回に回ってきた打席でも先頭打者として三塁打を放ち、さっそく自らの記録を更新してみせた。
新記録達成にファンからは「2試合で7安打とかすごすぎ!」「苦しい試合展開とプレッシャーの中、きっちり2本打つのはさすがです」「おめでとうございます。ただその一言に尽きる!」「正直まさかこんなに打つとは思ってもみなかった」「あと2試合でマートンまで5本ってときには無理だなと思ったが、ホントに素晴らしい記録更新だった」など、祝福のコメントが多数寄せられている。
秋山の記録達成に湧いた京セラドームだが、一方で西武はオリックスに1-4で敗れクライマックスシリーズ進出が厳しい状況に追い込まれた。今シーズンすべての日程を終え、あとはロッテの結果待ちとなる。
秋山がシーズン216安打で日本新記録を樹立!大記録の目撃者となったスタンドからは大歓声が上がった!! #seibulions #npb
最終戦は勝利ならず、CS進出へ天命を待つ。
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— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2015, 10月 1