南アフリカ戦から中3日で挑んだ前節のスコットランド戦を落とし、この試合は負けられなくなった日本。だが十分な休息期間と戦略を持って臨んだ日本は、前半から着実にリードを広げていく。
前半8分に五郎丸歩がPGを決め先制すると、24分には相手インゴール手前でサモアがスクラムから反則を犯し、認定トライが認められる。さらにコンバージョンも決まり日本は10-0とリードした。
試合を通してサモアは反則が多く自らのプレーに苦しめられた。これまで彼らが特徴としてきた荒っぽいプレー、力強いプレーは最近のラグビーでは反則の笛を吹かれることが多くなっている。
相手のミスとペナルティの多さに乗じた日本は、ほぼ完璧と言っていい内容でサモアを封じ込めた。
反撃の糸口すらつかませず一方的に支配した試合に、「安心して観ていられた。最後の砦のFB五郎丸は素晴らしい」「完璧な勝利!日本ラグビーがここまで強くなったのは嬉しい」「南アフリカ戦の勝利がまぐれじゃなかったのを証明したね」「日本がポイント取っても現地のファンは驚いてなかった」「完璧すぎて逆にどう受け止めていいか分からない」など、ファンからは日本ラグビーの成長を驚くコメントが寄せられている。
南アフリカ戦でW杯24年ぶりの勝利を手にした日本は、初めて1大会で2勝を挙げた。
The Japan quarter-final fairytale is still alive and well after a comprehensive victory over Samoa in Milton Keynes. More images: http://rug.by/RWCimages
Posted by Rugby World Cup on 2015年10月3日