ロッテは5回裏、日本ハムの高梨裕稔投手のボークで1点を先制。その後に同点とされるも、8回裏に岡田幸文外野手の技ありのセーフティスクイズや三木の2点本塁打などで一挙に3点を勝ち越した。投げては、3番手で登板した金森敬之投手が今季初勝利を挙げた。ロッテは、クライマックスシリーズのファーストステージでも対戦するライバルを相手に、チームの好調ぶりを見せつけた。
この結果を受けて、「ロッテはここにきて勢いづいてきたね!クライマックスシリーズも期待できそうだ」「調整の意味合いもある試合だったけど、4連敗でシーズンを終えた日本ハムのムードが心配」「プレーオフのロッテは強いからな。レギュラーシーズンでこれだけ差をつけられてるから、ある意味怖いもの無しでしょ」など、ここ数試合のロッテの勢いや短期決戦での強さに言及する声が挙がっていた。
両チームによるクライマックスシリーズは、10月10日より札幌ドームで行われる。2010年はレギュラーシーズンを3位で終えながらも日本一まで駆け上がり、史上最大の下克上を達成したロッテ。当時と状況が似ているだけに、ファンの期待も高まっている。