サッカー日本代表、シリアを下しグループ首位に浮上…W杯アジア2次予選
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
ファンにはフラストレーションの溜まる試合だった。シリアの守りを崩せず、前半は点が奪えない日本。引いて守る相手から点を獲れない課題が今回も見られた。それでも後半10分、エリア内で倒された岡崎慎司がPKを獲得し、本田圭佑が冷静に決めて先制する。
後半25分にはエリア左から香川真司が抜け、ラストパスを岡崎が押し込んで追加点が生まれた。43分には宇佐美貴史が代表では半年ぶりとなるゴールを決め、ダメ押しの3点目を奪った。
試合前の会見でバヒド・ハリルホジッチ監督は、「とにかく勝つ。可能性があるなら毎回勝つ。勝利の文化を植え付ける」と話し、貪欲に勝利を追い求めていきたいとしていた。その思いは試合後も変わらず、「今後も勝利のスパイラルを続けていかなければならない」と語った。
予選3連勝でグループ首位に立った日本はテヘランに移動し、13日にはイラン代表との親善試合を行う。
《岩藤健》
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