ランニングシューズに関する実態調査…においは気になる？
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調査ではシューズの「湿気」と「におい」に着目。まず、ランニング用シューズの「湿気やジメジメ」「におい」が気になったことがあるか尋ねた。その結果、「湿気」「におい」のそれぞれに対し、50％以上のランナーが気になったことが「ある」（「よくある」「ときどきある」の合算）と回答。ランナーの2人に1人は、シューズの湿気・においが気になっていることがわかった。
気になるタイミングは、「走り終わってシューズを脱ぐとき」（湿気・においとも67.5%）が最も多かった。続いて、「シューズをはくとき」が湿気50.4％、におい58.8％となった。
次に、ランニングシューズの使用実態を調べた。40％のランナーが、1足のみを連続してはき続けているという結果になった。2足以上持っている場合でも、「毎回同じシューズをはいている」が25％となり、65％のランナーが1足のシューズをはき続けていることがわかった。「2足以上あるが同じシューズを連続ではくことがある」（22％）を合わせると、連続して同じシューズをはいた経験のあるランナーは87％になる。
続いて、ランニング時に足に汗をかいていると感じることがあるか尋ねると、足に汗をかいていると実感しているランナー（「よくある」「時々ある」の合算）が76％いることがわかった。
最後にランニング用シューズの収納方法を調べた。その結果、シューズの保管場所として最も多かったのは「玄関」（63％）、次いで「下駄箱」（38％）となった。汗のしみこんだシューズをそのまま収納している場合、シューズに湿気が残り、下駄箱内のジメジメにつながると考えられる。
エステーの研究員・高岳留美さんは、「汗を吸収したシューズを、しっかり乾かさずにはくと、雑菌が繁殖してにおいが発生したり、カビの原因になります。ランニングの後は、できるだけ風通しのよい場所でシューズを乾燥させましょう」とコメントしている。
《美坂柚木》
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