【F1 ロシアGP】ハミルトンが2連勝…ロズベルグ痛恨のノーポイント
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スタート直後からアクシデントが発生し、いきなりセーフティカーが導入される波乱のレースとなったロシアGP。序盤はポールポジションからスタートしたニコ・ロズベルグ(メルセデス)がトップをキープしていたが、レース再開後の7周目にペースダウン。順位を大きく落としてしまう。そのままピットに戻りリタイア。チャンピオン争いもかかる重要な1戦で痛恨のノーポイントで終わってしまう。
代わりにトップに立ったハミルトンがレースを支配。途中にロマノ・グロージャン(ロータス)のクラッシュにより2度目のセーフティカー導入もあったが、着実にな走りで後続を引き離しトップチェッカー。今季9勝目、通算ではアイルトン・セナの記録を上回る42勝目を記録した。
2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が入り、4戦連続の表彰台。3位はバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)とキミ・ライコネン(フェラーリ)が争っていたが、最終ラップで接触。その間に順位を上げたセルジオ・ペレス(フォース・インディア)が2014年バーレーンGP以来となる表彰台を勝ち取った。
なお、最終ラップの接触の件でライコネンにペナルティが出され、8位に後退。これによりメルセデスとフェラーリのポイント差が172ポイントになっため、メルセデスが2年連続のコンストラクターズチャンピオンを獲得した。
マクラーレン・ホンダはジェンソン・バトンが9位入賞。フェルナンド・アロンソは11位となった。
2015 F1ロシアGP 決勝結果
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
3.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
4.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
5.ダニール・クビアト(レッドブル)
6.フェリペ・ナスル(ザウバー)
7.パストール・マルドナード(ロータス)
8.キミ・ライコネン(フェラーリ)
9.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
10.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)
11.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
《吉田 知弘@レスポンス》
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