ラグビー日本代表、練習量の多さに選手たちは「もうやりたくない」
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リーチ・マイケル主将は「またエディーさんとやりたいか」との質問に対し、笑いながら「もうやりたくない。きつい」と返した。その理由は世界一とも言われた練習量だ。
その過酷さを大野均は「(6月の宮崎合宿では)1カ月に60回練習した」と振り返る。「1時間の練習でもジャージを絞ったら、汗がバァーって出るくらいの練習を1日3回繰り返してました。また経験したくはないです」
堀江翔太も「自分の人生の中で一番厳しいコーチでした」と話した。
多いときは1日5部の練習があった日本代表。それほどの練習に耐えられたのは、選手とコーチの間に信頼関係が存在したからに他ならない。
大野は「あれだけのハードワークは、エディーさんでないとやらせることができない」と、ジョーンズHCだからこそ選手は信じて過酷な練習に耐えられたと語る。
世界と戦うため限界まで追い込んだ日々を、畠山健介は「これくらいやらなきゃダメなんだなと思えたので、勝つ術を教えてくれた素晴らしいコーチだと思います」と感謝した。そしてエディージャパンでの猛練習は「中毒みたいなもの」と笑いながら続ける。
「練習がきついと言っていた選手が、エディーさんじゃなくなって練習量が減ったら、大丈夫かなと思ってそのうちみんな欲しがるんじゃないですか」。
《岩藤健》
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