テキサス・レンジャーズに2点をリードされたブルージェイズ。だが三回裏にバティスタのタイムリー二塁打で1点を返し、六回にはエドウィン・エンカーナシオンが同点のソロ本塁打を放った。
これで波に乗っていけるかと思われたブルージェイズだが、七回表にキャッチャーからピッチャーへの返球が、打席に立っていた秋信守のバットに当たる珍プレーが出る。ボールが転々とする間に三塁ランナーが生還し勝ち越し点を与えてしまった。
こんな形で負けられないブルージェイズは、七回に怒濤の攻めを見せる。レンジャーズの守備に3つ続けてエラーが出て、一死満塁のチャンス。ジョシュ・ドナルドソンが二塁手の頭を越える同点打。さらに一死一、三塁でバティスタが3ラン本塁打を放った。
ブルージェイズがリードを守り抜き、2連敗からの3連勝で22年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ行きを決めた。
劇的な勝利で最終戦を飾ったチームに、「信じられない展開、信じられない勝利で興奮が止まらない」「ドナルドソンは間違いなくMVP級の活躍。今日はバティスタもすごかった」「本当に激しい試合展開だった。終わったあとは疲れて立ち上がれなかったよ」などの声が寄せられている。
また、日本のファンからは「ムネリンにワールドチャンピオンの可能性が残ったな」「試合に出てないからいろいろ言われるかもしれないけど、短期決戦で彼のようなモチベーターがいるのは大きいと思う。ただプレーしてる川崎を見たいとは思う」と、川崎宗則のプレーが見たいという声も聞かれた。
After @JoeyBats19’s homered … nothing was the same. http://t.co/pmAuVWZWVc #ComeTogether pic.twitter.com/k2438Vrmfz
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2015, 10月 15