4年振りの出場となる同チーム。ホセビセンテ・トリビオら本場ヨーロッパで走ってきたスペイン人選手を獲得し、若手日本人選手のお手本としてきた。
チームプレゼンテーションといえば通常は監督による選手の紹介が行われるが、マトリックス・パワータグは他チームと違う。安原監督によるマイクパフォーマンスが行われるのだ。4年振りのジャパンカップにご機嫌の安原監督は、マイクを逆さに持つおなじみのネタを披露し、ボヤきだす。
「久しぶりに我々来たけどね、日本でランキング制度が始まってからうち(のチームは)来てない。いつも惜しいところで。ランキング制度が始まったその年からね、ニッポが日本登録しやがったんですよ。(所属する選手が)ほとんどイタリア人のクセに日本登録しやがって(笑)」
会場には古くからのファンも多いのだろう。笑いが止まらない。
「おまえ何してんねんちゅー話で。向こうは『イタリアは税金が高いからねぇ』とか言って、ほとんどイタリア人やないかい。そんで日本のチームって…」
マイクを握らせると止まらない安原監督のトークはプレゼンテーションで最も盛り上がった瞬間のひとつだ。賛否があるかもしれないが、ジャパンカップにマトリックスが帰ってきたことに、懐かしさと嬉しさがこみ上げてくるプレゼンテーションだった。選手たちにはこの盛り上がりを走る力に変えてほしいところだ。
監督ちょっとだけクレイジーby ベンジャ
Posted by Team Matrix Powertag on 2015年10月16日