パンターニの人生を描いたドキュメンタリー映画「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」公開決定
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「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」は、パンターニの人生の表と裏、真実を見つめる作品だ。監督は、ジェイムス・エルスキン。出演は、マルコ・パンターニ、グレッグ・レモン、ブラッドリー・ウィギンス、ランス・アームストロング。パンターニの輝かしい偉業を称えるだけではなく、ドーピングスキャンダルの矢面に立たされ、絶望の淵に突き落とされた彼の人生を描いている。
マルコ・パンターニは、1970年1月30日生まれ。イタリア、チェゼナーティコ出身。小柄な体でありながら、攻撃的でエネルギッシュ、独特な競技スタイルを持ち、1998年にツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアでダブル総合優勝を達成。1999年には、ジーロでのメディカルチェックで赤血球濃度が規定値を超えていたため出場停止になり、この年はそれ以降のレースに出場しなかった。
2000年に復帰し、ツールでの山岳路の第11ステージでアームストロングを破るなど見せ場を作ったが、2001年に再びドーピング疑惑の渦に巻き込まれた。本人は疑惑を否定するも、2003年の3月まで出場停止に。停止処分明けのジロでは総合14位。2004年2月14日には、イタリア、リミニのホテルで死亡しているのが発見された。死因は急性コカイン中毒。
映画は、ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア制覇を成し遂げたパンターニが、ドーピング問題で絶望の中に突き落とされ、不慮の死を迎えるまでの物語だ。人間vs山岳路、アスリートvs組織、そしてパンターニが彼自身と対峙した末に迎えた結末。それが悲運なのか、悲劇なのかは、劇場で明かされる。
「パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト」は、11月28日(土)より新宿シネマカリテにてモーニング&レイトショー公開される。
《美坂柚木》
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