亀田は第2ラウンドに河野の右を受けダウン。序盤で大きなリードを奪われてしまう。その後も一方的に流れをつかまれ、ジリ貧の展開が続いた。河野は右のパンチが冴え、亀田は優勢に立ちたかったミドルレンジでの攻防を取られてしまう。
終盤の亀田は前に出て打ち合いを挑んだが、その展開になっても手数で上回ったのは王者のほうだった。
勝っても負けても、これがラストマッチと思って臨んだという試合で、亀田は完全燃焼した。試合後は「これ以上先はないです」と話した。
亀田興毅の引退には、「ボクサーとしては嫌いなタイプだけど、小さいころに作られたキャラを最後まで演じきったのは称賛されるべきだと思うな」「亀田家はキャラ作りに失敗した。日本の国民性からいっても高圧的な態度は反感を招く」「亀田興毅と言う類稀なキャラクターのその後が気になる」「亀田興毅負けましたが良い試合してるじゃないですか。礼儀を教えなかった父親が悪いのでは」などの声が寄せられている。
亀田三兄弟として幼いころから親子鷹のストーリーが注目された亀田興毅。気づけば彼も28歳になり、プロボクサーとしてはベテランの域に入っていた。
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— WBA (@WBABoxing) 2015, 10月 16