新城幸也、ジャパンカップの最後は脚がつる…短縮コースは「従来のコースより脚にくる」
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
「残り3周、2周と前で動いていたので、残り1周絞られたメンバーでウリッシ選手が動くのは分かっていた。ぼくも頂上をできるだけ遅れずに越えて、下りで追いついたんですけど。最後コンビニ(田野の交差点)を過ぎたちょっとした上りでまたウリッシ選手がアタックを掛けたのは、あれは相当効きました」
その時には、新城の駆るロードバイクの前輪はスローパンクを起こしていた。
「(タイヤの空気が)ゼロになって遅れるより、ちゃんとゴールまでたどり着けたので良かったですね」
優勝争いは4人でのスプリント勝負に持ち込まれた。
「スプリントになったらぼくも少しは自信があったんですけど、脚が残ってなかったですね。最後ぼくも脚をつっていたので、残り1周は苦しみました」
優勝したバウケ・モレマ(トレックファクトリーレーシング)も記者会見で脚をつったことをもらしていた。新城も同様にギリギリのところで闘っていたのだ。
今年は台風18号の影響でコースの一部が被害を受け、例年とコースが変更された。通常は1周14.1kmを10周し、ラスト1周のみ10.3kmのショートカットコースを利用した総距離151.3kmで争われる。今回は10.3kmのショートカットコースのみを14周、総距離144.2kmとなった。
「従来の鶴(カントリークラブ)を含む周回より、ぼくは今日の小さい周回の方が好きですね。距離的にはちょっと短くなりましたけど、周回を重ねる14周回というのが脚にきます」
従来のコースよりキツいと新城は話す。
「コンビニ(田野の交差点)から曲がって、ずっと頂上まで上っているイメージなので。(例年のコースにある多気を過ぎてからの)後ろの平坦が無いぶん、ゆっくりという感じではなく、またすぐ上り。インターバルが早くて、今日一日が早く感じました」
《五味渕秀行》
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