福島晋一、2016年はNIPPOの監督に…日本選手が強くなる環境づくりが使命
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福島は2007年にNIPPOがスポンサードするNIPPO梅丹本舗EQA、2013年には現チームの前身であるNIPPOデローザに所属し、2013年をもって42歳で引退。その後は日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ指導者海外研修員として、フランスのコンチネンタルチームで指導者としての経験を積んだ。
その人柄やキャリアから、福島は日本だけでなくアジアやヨーロッパ、全世界にコネクションをもち、多くの人から信頼される存在。アジアでマレーシア籍のコンチネンタルチームを立ち上げた経歴があり、現役を引退した今でも知名度は衰えず、アジア各地の後輩選手から慕われている。
「JOCのスポーツ指導者海外研修事業で2年間、コンチネンタルチームであるフランスのマルセイユ13・KTMに派遣していただき監督の経験を積んだ。ロードレースの本場で日本人がヨーロッパ人を指導した経験は困難がともなう分、得るものも多く、この経験をさせていただいたことに感謝している」と福島。
「来季にNIPPOビーニファンティーニに加入できることは大きな喜びであり、自分を大きくするチャンスであると受け止めている。今後チームがさらに上のステップに上がるためには、日本人選手がヨーロッパでステップアップして、強くなっていくことが必要不可欠であり、自分の使命はその指導および環境づくりという大切な役目であることを理解している」
《編集部》
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