隠れ「桜木花道」は必見！バスケ好きにはたまらない coast 2 coast…スポーツバー探訪 vol.1
スポーツ
まとめ
このキャットストリートに並走するように伸びる路地、大小の粋な店舗がならぶなかにその店がある。
「coast 2 coast」
不定期連載、スポーツバー探訪の1店舗目にふさわしい、エッジの効いたお店だ。
coast 2 coastのテーマは明確だ。「バスケットボール」。店には2台の大型モニターが配置され、バスケットボールの試合を流している。マネージャーのRyoさんは、「NBAファイナルのときは、店に50-60人が押し寄せましたよ」と微笑む。
バスケ好きなら一度は足を運んでほしい、と強烈に願う理由がこのcoast 2 coastにはある。
「スラムダンク」であまりにも有名な、日本を代表する漫画家、井上雄彦先生による、デフォルメ桜木花道が壁に描かれているのである。
井上先生の、この「聖なる落書き」を一目見るだけでも、価値があるだろう。
それにしても、coast 2 coastには、バスケ好きにはたまらない逸品が何気なくディスプレーされている。
シャキール・オニールやアイバーソンのバッシュも目玉の一つ。Ryoさんは「シャキール・オニールはね、ソールに3つ穴を開けるのがジンクスなんですよ」とこのバッシュに秘められている物語を教えてくれた。実際にその巨大なバッシュの裏側ソール部分を見ると、爪楊枝のようなもので開けたような小さな穴が3つ、縦に並んでいた。海の向こうのスーパースターも、人なのだな、という親近感を、バッシュに開けられた小さな穴から感じ取ることができる。
そのほかにも、2015年のNBAで最高のプレーヤーだったといって間違いない、ステファン・カリーをイメージしたTシャツなど、ディスプレーされているもの達には、ひとつひとつ物語が存在し、その物語を聞くとバスケファンではなくとも、スポーツと人間の関係に温かみを覚えるはずだ。
食事のメニューも充実している。取材時は名物であるという「B.I.Gホットドッグ」をいただいたが、「スペアリブ」「エビとマッシュルームのアヒージョ」など、男性はもちろん、女性にも好まれる「やんちゃスマート」なメニューが多い。もちろんドリンク類も充実している。
住所
東京都渋谷区神宮前5-12-12 J-Wing Right B1
定休日は月曜日
《編集部》
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