苦戦が続くACミラン…ミハイロビッチ監督に解任の噂

本田圭佑の所属するACミランに監督交代の噂が立っている。ミランは月末に予定されるホーム2連戦で結果を残せなかった場合、シニシャ・ミハイロビッチ監督を解任するのではと地元紙が報じた。

開幕から10試合を終え勝ち点10の13位。今シーズンもセリエAで厳しい状況が続くミラン。プレシーズンから「チームの再建には時間がかかる。自分は魔法使いではない」と話していたミハイロビッチ監督だが、その考えをクラブ幹部は共有する気がないようだ。

監督解任報道にファンからは、「今の状況で監督だけ入れ替えても変わらない」「誰が監督しても一緒だよ上が変わらないと」「代えなきゃいけないのはもっと上。じゃなきゃまた繰り返す」など、こうした動きは現場を混乱させるだけで効果がないと見ている。

一方、ガゼッタ・デロ・スポルト紙によれば、ミハイロビッチ監督は10月21日に行われるインテルとの親善試合で、正GKディエゴ・ロペスに代え16歳のジャンルイジ・ドンナルンマを抜擢する考えのようだ。

確かに今シーズンのロペスは、昨シーズンほどのパフォーマンスは見せていない。だが失点の多くはDFに問題があり、「キーパーを代えても安定感のないDF陣と、それをフォローできない中盤ではダメ」「ロペスはミランの中じゃ頑張ってる選手だと思うけどな」と、問題はそこじゃないといった指摘が多数寄せられている。

月末までの約10日間が、査定までのカウントダウンになったミハイロビッチ監督。クラブが納得する結果は残せるか。

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