ラグビーW杯準々決勝、審判の誤審をワールドラグビーが認める | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ラグビーW杯準々決勝、審判の誤審をワールドラグビーが認める

スポーツ 短信
クレイグ・ジュベール氏
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10月18日に行われたラグビーW杯準々決勝、スコットランド対オーストラリア戦の判定に誤審があったと、ワールドラグビー(WR)は公式に認め発表した。

試合終了間際に主審のクレイグ・ジュベールは、スコットランドのジョン・ウェルシュにノックオンオフサイドの反則を取った。このプレーで獲得したPGをバーナード・フォーリーが入れ、オーストラリアは1点差で辛くも準決勝に駒を進めた。

だが直後からジュベール主審の判定に対し、「スコットランドは最後までよく戦った。オーストラリアの幸運を祈りたい。そう言うことしかできない。最後のプレーはペナルティではなく、スコットランドが勝つべきだったと思う。僕個人の意見だけどね」など、ファンからは疑問の声が寄せられていた。

今回の発表でWRは、ウェルシュの前にオーストラリアのニック・フィップスがボールに触れており、この場合はオフサイドにならないと説明している。

「ジュベールは11.7条に基づきジョン・ウェルシュの罰則を取った。だが、あらゆる角度から検証すれば、ボールがノックオン後にオーストラリアのニック・フィップスに触れていたことは明白だ。ルール11.3条により相手が意図的にボールを扱えば、選手はオンサイドとなる。今回の場合、11.3条を適用しウェルシュはオンサイドとなるべきだ」

ジュベール主審がTMO(ビデオ判定)を求めなかったことについては、「不正があったわけではなく、トライに関わるプレーでもなかったので主審にTMOを求める権限はなかった」としている。

《岩藤健》

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