優勝した2008年以来の決勝進出に向け、ホームでの逆転を目指したガンバ。だが広州恒大の鋭いカウンターに苦しめられ、試合開始から再三のピンチを招く。それでもGK東口順昭のビッグセーブなどもあり、前半をスコアレスで折り返したガンバ。後半15分には阿部浩之に代え、宇佐美貴史を投入する。
とにかく勝つしかないガンバは先制点を狙いにいったが、自陣でのミスから広州恒大にゴールへ迫られ、後半も危ない場面が続いた。ガンバは最後まで相手ゴールをこじ開けられず敗れた。
最後の笛が鳴るまでゴールを狙い続けたガンバの姿勢に、「ガンバ大阪負けたけど攻めのサッカーしてたな。勝ちたいって気持ちが見えた」「残念ながら次戦には進めませんでしたが、とても見応えのあるいい試合でした」「ガンバ大阪応援してきて良かったと思える大会やったわ。 でもやっぱり悔しい」など、ファンからは労いの言葉が寄せられている。
90分通してゲームをコントロールし、リスクを最小限に抑え続けた広州恒大の戦いぶりには、「広州恒大は試合を通して前掛かりになることはなく手堅いサッカーだった」「広州恒大のしたたかさ、巧さが光った試合だった」と、さすがアジア随一のビッグクラブという声が多い。
試合後のインタビューでガンバの長谷川健太監督は、「Jリーグの意地を見せることができた。日本のチームは、もっと本気でACLを狙って欲しい」とコメントした。
FULL TIME | @GAMBA_OFFICIAL 0-0 @GZEvergrandeFC | The Chinese side win 2-1 on aggregate! #GAMvGUA #ACL2015 pic.twitter.com/GtkztiGS0i
— AFC Champions League (@TheAFCCL) 2015, 10月 21