序盤から試合はドルトムントのペースで進む。先制ゴールは18分、エリア周辺から華麗なパスワークで攻め込み、最後はピエール=エメリク・オーバメヤンがグラウンダーのクロスを押し込む。
同21分には左サイドで香川が相手DFを振り切り、低いクロスにマルコ・ロイスが飛び込んで追加点を奪った。香川は同33分にもマティアス・ギンターからの浮き球をエリア内で胸トラップ、ロイスの位置を確認しながらヒールでパスし3点目をアシストした。
ドルトムントは後半4分にFKから1点を返され、アウグスブルクに攻め込まれる時間帯も増えた。だが終了間際に再びゴールラッシュを見せる。同40分にオーバメヤンが2得点目を奪い、さらにアディショナルタイムにも香川のパスからオーバメヤンはゴールを奪った。
この試合結果にファンからは、「3アシストは十分。ゴールほしかったけど欲張りすぎかな」「以前とは役割も周りのメンバーも違うし、今のドルトムントではベストな働きだと思う」「代表ではゴールが期待される立場だけど、ドルトムントではこれで良いと思う」「オーバメヤンが開幕から失速する気配なし、香川の好パスが結果に結びついている。日本人はゴール、ゴールと期待してしまうけどチームの勝利には今の役割が適してる」などの声が寄せられる。
ハットトリックを決めたオーバメヤンは、開幕から10試合での得点を13に伸ばし、ローター・エメリッヒが持っていたクラブ記録11を更新した。今シーズンの得点ランキングでもバイエルンのロベルト・レヴァンドフスキと並ぶ首位に立っている。
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— Borussia Dortmund (@BVB) 2015, 10月 25