近畿大学応援部、史上初の女子団長が伝統の舞…生駒祭で披露

近畿大学応援部は、11月2日～11月4日に開催する学園祭「生駒祭」で初のリーダー部女子団長・廣田美穂さんが大学のイベントでは最後となる舞台に立つと発表した。

廣田さんは同大学応援部初のリーダー部女子部員だ。リーダー部に入部してから4年間、他の男子部員と同じ筋力トレーニングや発声練習をこなしてきた。応援部の団長＝男という固定概念を壊し、女子団長としての華やかさや笑顔を武器に応援に力を注いだ。

同学の応援部はリーダー部とチアリーダー部からなる団体で、廣田さんは入部当初からリーダー部初の女子部員として所属。過去にチアリーダー部所属の女子部員が応援部の団長に就任したことはあったが、入部当初からリーダー部に所属し、団長を務める女子部員は廣田さんが初めてだ。

廣田さんは「生駒祭」で、校歌を披露する。オープニングパレードでは、同学全クラブ員が最寄駅の近鉄長瀬駅から近畿大学までをパレード。廣田さんは袴姿で、パレードの先頭を歩く。また、応援部単独の舞台である応援部乱舞で、伝統の近大節や黒田節をはじめとした同大学応援部伝統の舞を行う。

オープニングパレードは11月2日に近鉄長瀬駅～近畿大学、応援部乱舞は11月4日に11月ホール大ホールで実施する。