自転車マナー、改善していない…自転車通学についての実態調査 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

自転車マナー、改善していない…自転車通学についての実態調査

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自転車マナー、改善していない…自転車通学についての実態調査
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自転車の安全利用促進委員会は、自転車通学についての意識・認識実態調査を実施し、その結果を発表した。対象は、高校生100名と見守る立場である主婦500名。

まず、「今年に入って世間の自転車マナーが良くなったと思うか?」と尋ねたところ、約6割が「良くなったと思わない」と回答した。中には、「悪くなったと思う」(3.0%)という声もあった。「自転車マナーは改善していない」と回答したのは、主婦 69.4%、学生 57.0%。自転車のルールやマナーについての理解が進んでいない現状が明らかになった。

次に、「学生に自転車のルールやマナーが浸透していると思うか?」と質問。その結果、「ルール・マナーが浸透していない」と回答したのは、主婦 87.0%、高校生 83.0%となり、主婦も高校生もルール・マナーが浸透していないと感じていることがわかった。

「自転車通学者に対して、どのようなことを危険だと感じるか?」を尋ねると、主婦と高校生では意識の根本が違う結果となった。危険だと感じるポイントは、主婦が「運転中の携帯電話使用」(52.8%)、「生徒同士の並進」(48.5%)、「傘差し運転」(42.0%)、「運転中のヘッドホン」(42.0%)。

高校生は、「ルール・マナー違反」に次いで危険性を感じる点として「通学路の危険性」(40.0%)を挙げた。普段自転車通学する学生とすれ違う機会の多い主婦は、ルール・マナーの浸透の低さに危険性を感じ、当事者である学生は道路事情について危険性を感じていることがわかった。

最後に、「自転車を購入する際に最も優先する基準」を調べた結果、主婦は「安全性」(48.5%)、「価格」(26.0%)、「サイズ」、高校生は「価格」(39.0%)、2位「安全性」(30.0%)、3位「デザイン」(16.0%)と回答。主婦は安全性を優先し、学生は主婦に比べてデザイン性を優先する傾向があると言える。

《美坂柚木》

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