IPC陸上競技世界選手権、木山由加と高桑早生が銅メダル獲得
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IPC陸上競技世界選手権は2年に一度開催される国際大会だ。3大会連続出場の木山は100m決勝(T52)で25"37を記録して自身初の銅メダル獲得。初出場の高桑は走幅跳び決勝で自己ベストの5.09mを記録し、銅メダルを手に入れた。
木山は岡山県出身の31歳。進行性の難病である脊椎性能変性症を抱えている。大分県で開催される大分国際車いすマラソン(ハーフ)では8連覇を達成し、記録を更新中だ。銅メダルの獲得に、「国際大会でメダルを獲ったのが初めてだったので、素直に嬉しいです。でも、ロンドンパラで一緒だった強豪選手が出てきていないので、来年リオでのメダル獲得は厳しいものになると思います。それでも諦めたくないし、自分自身にも負けたくない」と高みを目指す。
高桑は埼玉県出身の23歳。中学生の時に骨肉腫で左下腿を切断。昨年行われた仁川アジアパラ競技大会では、日本選手団の旗手を務めた。現在100m(T44)の日本記録を持つ。「自己ベストと、世界と戦う上で最低ラインとなってくる5mの大台に乗れたことで、自信をもって今後の競技活動に臨むことができます。短距離種目と共に、走幅跳でもより高い場所を目指していきたい」と今後の意気込みを語った。
《美坂柚木》
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