作曲家・新垣隆がニオイを音楽で表現…ロッテが動画を公開
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
動画では、作曲家の新垣隆さんが演出を一切指示されない中で豊かな感性と巧みな鍵盤さばきによって、シュールストレミングや納豆を食べた直後の息と、アクオを噛んだ息をかぎ、自身が感じた息の感覚をオリジナリティあふれる曲で表現している。
世界一クサい食べ物「シュールストレミング」と、日本を代表する"クサうまい"食べ物「納豆」をテーマに、"ニオイ"という目に見えないものの可視化に挑戦。即興曲ならぬ"息興曲"で、本気でニオイと曲に臨む姿が見ることができる。
パンの上にのったシュールストレミングを食べた北欧美女に息を吹きかけられ、強烈なニオイに触発された新垣さんが不協和音の混じった、どこか抵抗を感じるような曲を弾き出す。しかし、シュールストレミングを食べた直後に、アクオを噛んだもう一人の北欧美女が近づき、新垣さんに息を吹きかけると弾き方も表情も穏やかになり、清々しい印象の演奏を続ける。納豆でも同じように、息を吹きかけられ、粘り気たっぷりの納豆を想起させるような演奏をしたり、さわやかな印象の演奏をする。
また、日本音響研究所が新垣さんが奏でた音を分析した。シュールストレミングを摂取して吐いた息を受けた直後の演奏を、メロディラインを構成していないことから、余裕がないことが現れていると分析。一方、アクオを食べた直後の息は連続的に音階が変化し、希望を感じさせる軽やかなメロディを奏でている。
新垣さんは、「色とか香りを耳に聞こえるようにするということは、昔からの夢だったので、今回このような形で挑戦できて、とても嬉しかった」とコメント。また、香りが強い2種類の食べ物を嗅いだ時の曲の違いについて「和音をはっきりと使い分けています」と語っている。
《美坂柚木》
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