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ドイツサッカー連盟の不正送金疑惑、ニールスバッハ会長が辞任

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国際サッカー連盟(FIFA)への不透明な送金をめぐり、ヴォルフガング・ニールスバッハ氏がドイツサッカー連盟(DFB)の会長職を辞した。2005年に670万ユーロ(約9億円)がFIFAへ渡ったとされる。

送金は2006年ワールドカップドイツ大会の招致に際し、票を買収するため使われたとの疑惑が持たれている他、脱税の疑いがあるとしてドイツ検察当局が捜査している。11月3日にはDFBの本部が家宅捜索を受け、ニールスバッハ氏の自宅も捜索を受けていた。

ニールスバッハ氏の会長辞任を聞いたバイエルン・ミュンヘンのフィリップ・ラームは、「残念なことだと思う」とコメントしている。

「DFB会長として彼を知ったし、今後も忘れることはないだろう。彼が会長だった2014年にワールドカップで優勝したということもね。だから本当に残念に思っている。捜査については何も言いたくないし、何かを言う立場になないと思う。この件については興味を持っていろいろと記事を読んだ。最終的にどうなるのか関心はある。すべてが明らかにされるべきだと思うけど、ニールスバッハの辞任は本当に残念に思う」

《岩藤健》

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