FIFAのブラッター会長が入院、ストレス性の神経衰弱
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
18年間にわたってFIFAのトップに君臨し続けてきたブラッター会長だが、10月に贈収賄とFIFAへの背任疑惑で倫理委員会から職務停止が言い渡された。大手スポンサーからも会長職を辞するよう批判が強まっており、そうした声に79歳のブラッター会長は軽度の神経衰弱を起こしたと言われている。医師は17日までの入院で完全に回復するだろうとの見通しを示した。
ストレスが原因で入院したブラッター会長だが、心安まる時間はあまりなさそうだ。FIFAには新たに2006年ドイツワールドカップ招致に際して、ドイツサッカー連盟との間に密約があったのではとの疑惑が浮上している。
2016年2月に行われる次期会長選には現在、7名が出馬を表明している。誰が当選しても前途多難なことは間違いなさそうだ。
《岩藤健》
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