J1リーグ公式戦で来場者参加型サービスの実証実験…川崎フロンターレ

富士通、富士通研究所、ニフティは、2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第17節川崎フロンターレvsベガルタ仙台にて、川崎フロンターレ「Frontaleスタジアムサービス」の実証実験を実施する。

「Frontaleスタジアムサービス」は、スマートフォンを通じて、試合内容に応じた情報配信や観客参加型イベントなどを行う来場者参加型サービスだ。システムは、3社が共同で構築。来場者の協力のもと、2015年11月22日（日）に川崎市営等々力陸上競技場で開催される川崎フロンターレvsベガルタ仙台にて実証実験が行われる。

実証実験に使用するアプリケーションは、2015年11月16日（月）よりGoogle Playにて無償配信される。参加者は、試合当日の入場前までにアプリケーションをスマートフォンにインストールし、競技場にアプリケーションを一度起動した状態で入場する。実験用のサービスは、イベント時刻になると競技場内で自動的に利用可能になる。

提供予定サービスは、「スマートフォンとオーロラビジョンとを連動した来場者参加型ゲーム」「川崎フロンターレからのお知らせ」「他会場の試合経過情報」「実証終了後のアンケート」など。

富士通と富士通研究所は、実験結果をもとに、競技場やイベント会場での混雑状況、入退場時の誘導情報など各種情報の通知サービスや、来場者が参加できる体験型のサービスなど、新しいサービスの実用化を検討していく。ニフティは、「ニフティクラウドIoTプラットフォーム」に実証実験の結果を活用し、システム構築支援サービスの強化に取り組む。