プレミア12、台湾がキューバを破る…リン・ジシェンが意地の3ラン
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
■オランダ11-7プエルトリコ
オランダは二回までにランドルフ・オデュベルの2ラン本塁打もあり、8-0とプエルトリコを大きく引き離す。五回にはオデュベルに2本目のソロ本塁打が飛び出した。しかし、8点差をつけられた六回からプエルトリコの逆襲が始まる。六回、七回、八回と連続で点を奪い9-7まで詰め寄った。
だがオランダは八回、ウラディミール・バレンティンが死球で出塁したところから攻撃がつながり、ショーン・ザーガの2点タイムリーでリードを広げた。
■カナダ4-0イタリア
ここまで全勝のカナダと、全敗のイタリアという組み合わせ。試合はカナダが初回に2点を先制、四回にも2点を追加した。イタリアは早い回で投手陣が失点してしまい、打線もカナダの先発ジャレッド・モーテンセンを攻めあぐねる。
ともに安打数は5だったが、効果的に集中させたカナダに対しイタリアは攻撃がつながらなかった。
■台湾4-1キューバ
開催国の台湾が1次ラウンド生き残りをかけキューバと対戦。今大会なかなか埋まらなかったスタンドも、この試合は超満員の観客が詰めかけ代表に声援を送った。
台湾は1点を先制するも六回に追いつかれる。七回には一死二塁のピンチを迎えるが、ここはキューバが三盗を試みて失敗。危機を脱した。この試合でキューバは三盗を2度企て、いずれも失敗し貴重な得点圏のランナーを失った。
1-1のまま迎えた八回裏、台湾の攻撃で一死二塁からキューバはクォ・イェンウェンを敬遠で歩かせ、リン・ジシェンとの勝負を選択する。ジシェンは台湾球界で3度ホームラン王を獲得、史上初のトリプルスリーも達成した強打者。だがキューバベンチには前の打席で満塁策を取り、打ち取ったイメージが残っていた。
一方ジシェンにも台湾最強打者の意地がある。カウント2-1から4球目のチェンジアップを振り抜き、打球は打った瞬間それと分かる軌道でレフトスタンドへ飛び込んだ。このホームランで勝ち越した台湾は、九回の守備でも二死二、三塁のピンチをしのぎ2勝目を挙げた。
《岩藤健》
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