神童とうたわれ2012年にメジャーデビューしたハーパー。期待に違わず新人王を獲得したがその後やや伸び悩み、ビッグマウスもあって批判される機会が増えていた。だが今シーズンは打率.330、42本塁打、99打点で初のホームラン王に輝く。MVPの投票では満票を獲得した。
シーズン終了時22歳だったハーパーは史上3番目の若さ、満票獲得者としては史上最年少での受賞となった。
ドナルドソンは2007年のドラフトで1巡目指名を受け、シカゴ・カブスに入団した29歳。2008年にはマット・マートンらと4対2のトレードでアスレチックスに移籍。アスレチックスではレギュラー三塁手としてオールスターにも出場したが、2014年オフにトレードでブルージェイズに移籍した。
トロント1年目となった今シーズン大ブレイク。オールスターゲームでは最多得票を記録。チームのプレイオフ進出に貢献し打率.297、41本塁打、123打点で打点王を獲得した。
ハーパー、ドナルドソンのMVP受賞に、「両リーグともに順当な結果だね」「ポストシーズン出場なども考慮されるので、ハーパーの満票獲得は驚いた」「今年のハーパーはすごかった」「ドナルドソンは去年までじわじわ上げてきて今年一気に来たよな」「ドナルドソンは打撃もいいし、守備もダイナミックだし、見てて楽しい選手だった」など順当という声が多い。
今シーズンのナショナル・リーグは、シカゴ・カブスのクリス・ブライアント内野手が新人王を獲得している。ブライアントはシーズン終了時23歳、MVP受賞者が新人王より若いのはMLB史上12例目という。
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