棚橋弘至、裸エプロンで書店員？ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

　新日本プロレスの棚橋弘至が20日、ブックファースト新宿店で行われた「新日本プロレス V字回復の秘密」出版記念イベントに、裸エプロンでサプライズ登場し、客たちを驚かせた。

　当初、「今年出版したフォトブックで非常に好評だった」という“書店男子”になりきって登場するはずだった棚橋には、黒メガネとYシャツ、ネクタイが用意されていた。ところが、テンションが上がった棚橋は、自ら上半身裸にエプロンという萌コスプレをチョイス。突如現れた裸エプロンの人気レスラーに、店内には黄色い声が飛び交い、終始ご満悦の棚橋は、スタッフに「時給をお願いします！」とおねだりする場面もあった。

　しかし、本書のアピールも忘れない棚橋は、「この本は、この格好とは一切関係ありません」と断ると、「読んで納得がいくし、新日本プロレスのここ数年の歴史もわかるので、非常にいいものになっています。宜しくお願いします」と頭を下げた。

　最近は女性や子供にも人気のプロレスだが、それについて棚橋は「良い傾向ですね」とにっこり。棚橋は「プロモーションで地方を回り、アスリート的な部分を出して、プロレスの怖いとか痛いという先入観を破壊してきたので、女性の方が増えたのかな」と分析すると、「会場の雰囲気が華やかになるし、歓声が届くと『よ～し！』という気持ちが沸いてくる」と素直な思いを打ち明けた。

　本書は、一度どん底に落ちながらも一気に人気を復活させた新日本プロレスのV字回復の秘密を、スタッフ、ファン、レスラーからの視点で紐解く初のドキュメンタリー本。棚橋は「100年に一人の逸材」として、新日の復活に貢献した。

「新日本プロレス V字回復の秘密」（税抜1,300円）は全国発売中