プレミア12、韓国がアメリカを破って初代王者に
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韓国は2点リードで迎えた四回、キム・ヒョンスの2点タイムリー二塁打で追加点を奪う。続くイ・デホは高目に抜けたボールを空振りし三振に倒れたが、5番に入ったパク・ビョンホが特大の3ラン本塁打を放った。この打席前まで打率.185と苦戦していた韓国球界2冠王が、最後の試合でようやく今大会2号を放った。
投手陣は先発のキム・グァンヒョンが5回を4安打、無失点に抑えたほか、2番手以降も4人の投手が継投でアメリカの反撃を封じた。
イ・デホが「日本戦の勝利で余裕を持って臨めた」と話すとおり、準決勝以前と以後で韓国チームの表情は違っていた。決勝の韓国はベンチでも明るい雰囲気が見られ、開幕戦で日本に完敗してから強烈なプレッシャーがあったことを窺わせた。
初代王者となった韓国に「素直におめでとうと言いたい」「優勝おめでとうございます。今回は素直に拍手を送りたい」「優勝おめでとう!監督の経験の差が出た大会だったような気がする!」「韓国チームからは優勝したいって気迫が感じられた」など、日本の野球ファンからも多くの賛辞が寄せられる。
大会MVPには韓国のキム・ヒョンスが選ばれた。ヒョンスは決勝でも3打点を挙げ、計13打点で優勝に貢献した。今オフにはメジャー移籍の可能性が報じられている。
《岩藤健》
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