ジャイアンツ、ジョニー・クエトと6年総額157億円で合意…前田健太からは撤退か
スポーツ
短信

クエトはドミニカ共和国出身の29歳。シンシナティ・レッズから今シーズン途中、カンザスシティ・ロイヤルズにトレードで加入しリーグ優勝、ワールドシリーズ制覇に貢献した。今オフのFA市場では動向が注目される大物投手のひとりだった。
メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』は、今回の契約について「クエトはアリゾナ・ダイヤモンドバックスに提示された6年総額1億2000万ドル(約145億円)のオファーを断ったことが伝えられていたが、今回の条件はそれよりよいものだ」と報じている。
クエトにはジャイアンツのほか、ザック・グレインキー投手の慰留に失敗したロサンゼルス・ドジャースも急速に関心を強めていることが伝えられてきた。しかし、クエトが新天地に選んだのはライバルのサンフランシスコ。ドジャースにとっては痛手だ。
クエト獲得にサンフランシスコのファンからは、「バンガーナー、クエト、サマージャ。これはいい並びだね」「いいピッチャーがそろい、ハンター・ペンスとジョー・パニックなど打者もそろってる。来年はジャイアンツの年になるよ」「2016年のワールドチャンピオンはジャイアンツで決まりだ」「ジャイアンツの優勝しか見えない」「バンガーナー、クエト、サマージャ、ピービー…マジでメジャー最高のローテーションが見えた」など、これで優勝は間違いないといった声が多く寄せられている。
今オフの補強でジェフ・サマージャに続き、ふたり目の先発投手を獲得したジャイアンツ。ウィンターミーティング開催期間中、ボビー・エバンスGMは「前田健太獲得は、多様な可能性のひとつ」と話していたが、クエト獲得は事実上の撤退宣言という見方が広まっている。
《岩藤健》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代