自然の美しさ…ニュージーランドのトレッキングコース
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また、ウォーター・タクシーを利用すれば、軽いデイパックだけを背負って歩くことができるほか、クィーン・シャーロット・サウンドには、若者向けのバックパッカーズ・ホステルから、高級ロッジまで点在しているので、それぞれのペースに応じてトレッキングを楽しむことも可能。
フィリナキ・トラックは、北島中央部の6万ヘクタールの原生林の中を行くコース。ここにはニュージーランド固有の樹木が5種生育しており、その中には、高さ65メートルを超えるものまである。
2億年前のジュラ紀にまで遡ることができる種など、多種多様のめずらしい動植物や野鳥を見ることもでき、プロのマオリのガイドが案内するツアーに参加すれば、こうした野生の動植物について詳しい説明を聞くことができる。
ニュージーランドの国鳥キーウィの野生の姿を見られる可能性がどこよりも高いのが、最南端のスチュアート島にあるラキウラ・トラックだ。何世紀も昔、マオリの人々は、貝類やマトンバードを捕るため、カヌーに乗ってラキウラにやってきた。その伝統は、地元の部族によって今も受け継がれている。スチュアート島は、南島の南に位置し、国内で最も新しく国立公園に指定されたラキウラ国立公園が島の約85%を占めている。
南島の南西の端に位置するトゥアタペレ・ハンプ・リッジ・トラックは、南海岸のテ・ワエワエ・ベイとニュージーランドで最も深いハウロコ湖を結ぶルートだ。トラックを登り、原生林を抜けると南島南部の氷河湖を見渡す絶景が広がっており、発着地点のブルー・クリフ・ビーチや露出した砂岩の層、現存する木製の高架橋としては、世界一高いエドウィン・バーンなどが見どころ。このトラックは、全長53キロ、所要3日間の周回コース。
また、「世界一美しい散歩道」と評されるミルフォード・トラックは、湖やフィヨルド、降雨林、花崗岩の峡谷を見ながら歩く全長55キロのコースがある。
ノースランド地方のベイ・オブ・アイランズの“海の玄関口”には、ケープ・ブレット灯台が立っています。テ・ラフィティから、この灯台まで続くケープ・ブレット・トラックは、アップダウンが続く約20キロ、8時間のコース。
道中は、ベイ・オブ・アイランズのパノラマ風景をはじめ、歴史あるマオリのパの跡やカウリの森、ビーチ、静かな入り江が楽しめる。
ブレット岬の背骨ともいうべき7つの峰は、マオリの人々が伝説の故郷ハワイキから乗ってきた7艘のワカを象徴しているといわれている。
自然の織り成す美しい景気を眺めて…ニュージーランドのトレッキングコース
《タビル編集部》
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