メッシ不在の2ヶ月間が与えた影響…元レアル指揮官がバルセロナの変化を分析
スポーツ
短信

元レアル・マドリード監督のファビオ・カペッロ氏は、バルセロナの特殊なサッカー哲学において、メッシの存在は大きいと話す。
「バルセロナのサッカー哲学は、他のチームとは別物だ。彼らはアカデミーからスタートして、ファーストチームにたどり着く。哲学は常に一緒で良いサッカーをするのが簡単だ。だが最も重要なことはシャビにイニエスタ、ブスケッツにピケら7人の名手に加え、本当に重要な選手であるメッシを獲得したということだ」
それに加えて今のバルセロナはルイス・スアレス、ネイマールが加入したことで良くなったとカペッロ氏は言う。特にネイマールはバルセロナ加入で成長を遂げたと認めた。
「バルセロナは、私が長く目を着けてきたスアレスも獲得した。それにネイマールは大きく成長したね。ブラジル代表でのプレーを見たとき、良い選手だが10分プレーしたら消えてしまった。今ではたくさん走るし、よく戦う」
心配されたメッシの離脱が、かえってチームをひとつにまとめ上げ、今の好調につながっているとも分析する。
「メッシ抜きで戦ったこの2ヶ月は、バルセロナにとって本当に重要だったと思う。たくさん働き、走らなければならないと理解したんだ。ピッチ上での素晴らしいスピリットを目にできた。選手たちが『僕らはメッシ抜きでも本当に良いし強い、メッシがいればプラスになる』と話すのを見たよ」
バルセロナの戦いぶりを称賛するカペッロ氏だが、彼には最近レアル・マドリードの監督に復帰するのではという噂が流れている。過去2度レアルを率い、2度リーガを制したカペッロ氏。だが守備的で堅実なチーム作りはクラブやファンから支持されず、いずれも1年で解任されている。
本人は監督就任の噂を「何かの冗談だろ?」と笑い飛ばしたが、ラファエル・ベニテス監督の去就と合わせ注目される。
《岩藤健》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代