巨人・阿部慎之助が語る、引き際の美学「30本打って惜しまれながら」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

巨人・阿部慎之助が語る、引き際の美学「30本打って惜しまれながら」

スポーツ 選手
阿部慎之助 参考画像 (2013年2月26日) (c) Getty Images
阿部慎之助 参考画像 (2013年2月26日) (c) Getty Images 全 2 枚 拡大写真
巨人の阿部慎之助内野手が12月30日、自身の引き際について話した。同年代が次々に引退していく中、最近は自分の辞めどきを考えるという阿部。「人には美学があると思う。惜しまれながら辞めるほうが良いのかな」と、そのときが近いことを示唆した。

2015年は捕手から守備負担の少ない一塁へのコンバートを目指した。だが慣れない一塁守備でリズムが崩れたか、開幕から打撃の調子が上がらない。捕手に負傷者が出たこともあり、限定的ではあるがマスクを被る試合もあった。

阿部は「キャッチャーでプロに入ったし、キャッチャーで打ってこれだけ稼げた。最後はキャッチャーで終えたい」と、愛着あるポジションへの特別な想いも口にした。今シーズン打率.242、15本塁打、47打点に終わった打撃については、「辞めるまでにもう一度30本打ちたい。王(貞治)さんは辞めた年に30本打っている」と巨人の大先輩を例にしながら目標を語った。

阿部の来シーズンにファンからは、「好きな選手なので応援してます。まずは怪我をしないように気をつけないと!」「新監督を支えてやってほしい」「しがみつく気ならまだ数年できると思うが、いいイメージのまま辞めたいなら来季が考えどきだな」「王さんは50本打ってたのが30本になったから引退なので、ちょっと事情が違うのでは」「引退年に30本打った王さん。改めて考えると凄すぎ」などの声が寄せられている。

《岩藤健》

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