八重樫東、世界ライトフライ級タイトル奪取…日本人ボクサー3人目の3階級制覇 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

八重樫東、世界ライトフライ級タイトル奪取…日本人ボクサー3人目の3階級制覇

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ボクシングのIBF世界ライトフライ級タイトルマッチが12月29日に行われた。王者のハビエル・メンドサに挑んだ、挑戦者の八重樫東は3-0の判定で勝利。日本人3人目の3階級制覇を達成した。

試合は好戦的な王者メンドサが序盤から仕掛け、八重樫は強烈なパンチをもらう場面もあった。だが中盤以降は打ち合うだけでなく足を使い、トリッキーな動きも織り交ぜながら相手を幻惑。徐々に主導権を握ると、最終12回にはメンドサをダウン寸前まで追い込んだ。

激闘を制し亀田興毅、井岡一翔に次ぐ3階級制覇を達成した八重樫に、「素晴らしい試合だった。メンドサも試合後の態度が潔く立派だった」「打ち合いつつ足も使いながら、素晴らしい試合だった」「また強い相手を倒して感動させてください」「八重樫は伝説になったな」「ボクシング見てはじめて泣けた!」などの声が寄せられている。

昨年末はペドロ・ゲバラの左ボディに屈し、3階級制覇の夢破れた八重樫。大願成就させた今年は、試合後のリング上で「去年は誕生日プレゼントを渡せなかったから」と彩夫人にベルトを手渡した。

《岩藤健》

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